かっこいいヒップラインを手に入れるためのヨガ
かっこいいヒップの形、素敵ですよね。私はちょっと垂れたボリュームのないヒップラインのタイプです。後ろからの印象が老けた感じで、どうにかしたいと真剣に考えていたので、がんばって調べてみましたよ。
ヒップはいくつかの筋肉で構成されています。表面にある大きな大殿筋、その下の深層部にある中殿筋と小殿筋です。殿筋群といいますが、それらは人間が四足歩行から進化する過程で発達しました。ですので、見た目も大切ですが、2二本足で歩くからには鍛えておきたい筋肉なのです。かっこいいヒップは筋肉がしっかり使え機能的にもバランスが取れている状態と言えます。ヒップをかっこよくするヒントをいくつかご紹介します!
かっこいいヒップラインのために骨盤のポジションをヨガで整える
写真をご覧ください。骨盤の傾きによって後後と横から見た時のヒップライン違いです。
骨盤が後傾しているときのヒップライン
背中が丸まり骨盤が後ろに傾いているとこんなおしりになるのですね。いわゆる、“垂れたおしり”の状態です。そしておながも出やすくなりポッコリしています。。。
骨盤が前傾しているときのヒップライン
そして次の写真はいかがでしょうか?一瞬いいのかな?と思いますが、横から見ると、腰が異常に反っています。いわゆる反り腰の状態ですね。このように骨盤が前に傾くと腰痛が心配です。
骨盤が正しい位置にあるとヒップラインも整う
真ん中の写真が、骨盤がムリなく立っている状態です。体に負担なく、ヒップラインも整っています。
後ろから見ても違いがわかりますね。
骨盤に左右差があるときのヒップライン
次にこちらはいかがでしょうか?左右のバランスが崩れています。片足重心が癖になっている方、いませんか?サイドに張りがあるおしりより、左右のバランスがよく立体的な形になりたいですよね。
かっこいいヒップラインを保つためには、骨盤のポジション、全身の姿勢がとても大切です。ヨガでは骨盤周辺の柔軟性や安定性を高めよいポジションにする為のポーズがたくさんあります。
かっこいいヒップラインのためにヨガでバランスよく筋肉を使う
こちらの写真を見てください。ヒップの一番表面には大きな大殿筋がありますが、力を入れ過ぎると、カチカチになり見た目もこのようになってしまいます。かっこいいヒップラインの為には深層部にある小殿筋や中殿筋も意識して、バランスよく立つことや、動作をすることが大切です。おしりまわりの筋肉は硬くなると、坐骨神経を圧迫してしびれの原因になったりなど、腰痛にもつながるので、ふわっと柔らかいかわいいヒップが、やっぱりいいです。
大殿筋
大殿筋はヒップライン形成で一番大きな筋肉。そして人体の中でも一番大きい筋肉。股関節を動かすあらゆる動作で働きます。
中殿筋
中殿筋は大殿筋の上の方にあり、太ももを外に開く動作などで働く。歩行中片足が浮いたときに軸足側の骨盤が下がらないように維持するために必要です。
小殿筋
ヒップの上部側面にあり、中殿筋のサポートをしてくれる。横に踏み出す時、骨盤が下がらないように維持するために強く働きます。
ヨガのポーズでは臀部をバランスよく使ってポーズを取っていきます。
かっこいいヒップラインのためにはご近所の筋肉と協力する
ヒップの近くにある筋肉と協力することも実は大切です。
ヒップのお向かいは腹筋
下の写真、お腹の力が完全に抜けている状態です。ヒップの反対側の腹筋もしっかり使うことで、無理に上半身をおこそうせず、バランスよく立つことができます。体全身の前後のバランスも取りやすくなります。
ヒップのお隣ハムストリングは力強い味方
ヒップの下にあるのは太ももの裏側の筋肉。ハムストリングスです。股関節を後ろに引いたり、膝を曲げたりするために使われますが、ここがしっかり機能していればヒップラインもさらにきれいに見えますよ。
ヒップのはす向かい内転筋とも仲良く
ハムストリングスと同じく、内ももが引き締まっていればヒップラインがきれいに見えます。
かっこいいヒップラインのためには股関節の柔軟性も大切
おしり周りの筋肉の説明をしましたが、どれも股関節の動きに伴う筋肉です。つまり、股関節の柔軟性、可動域がないときちんと働きません。日常生活では股関節を動かす機会はあまりないので、ヨガやストレッチで必要な可動域を維持しておくことはとても大切です。
まとめ
かっこよく機能的なヒップの為には
- 骨盤のポジション
- ヒップの筋肉たちをバランスよく使う
- ヒップのご近所さんの筋肉と仲良くする
- 股関節の可動域
が、大切です。トレーニングも、そして日常生活で姿勢や筋肉を意識した歩き方が出来ているかもポイントになります。
すてきなヒップラインを手に入れいつまでも若々しく素敵な後ろ姿を意識しましょう!